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催眠療法コラム 2014年2月アーカイブ

精神科と心療内科の違い

厳密には精神科の医師の専門領域は精神科であり、心療内科の医師の専門領域は心療内科という内科ですので、精神科の医師が心療内科を開業することはありません。
例え開業したとしても心療内科の医師になってしまう訳ですね。

元々精神科と心療内科は全く別の専門領域であり、扱う疾病の種類も、精神科はうつ病(現在は気分障害)や統合失調症などの精神病領域、心療内科(かつては神経科)は不安障害や心身症を扱う神経症領域と明確に別れていました。

しかし、時代の流れや価値観の多様化、複雑化により、病態そのもののボーダーが明確でなくなり(神経症としてのうつ状態なのか、遺伝的要素を持つ本態性のうつのような精神病としてのうつなのか等)、両方の専門領域を掛け持つ医師が増えてきたという実情が、患者さんから見れば曖昧さをかもし出す要因の一つになっているのかも知れません。

実際にも、長い間精神科を営んで来た医師やその二世が、時代のニーズに応えるべく心療内科やメンタルクリニックと表に出すケースが増えているようです。

ただ気をつけて頂きたいのは、患者さんのハードルを低くするためだけに名称を変えた医療機関の医師は、心療内科や神経科の領域に関する知識が不足している場合があります(その逆もそうです)。良心的な先生は専門の先生にリファー(紹介)しますが、全て引き受けてしまい、病気を長引かせてしまうケースもあるようです。

当たり前のことですが、全ての医師がオールマイティの知識を持つわけではありません。たいがい、その医師がどんな学会に所属し、どの学会で認定医としての認定を受けているのかが開示されていますから、その辺りを参考にしながら受診する医師や医療機関を決めてみて下さい。

カウンセラーの守秘義務 まずは話せるところだけ、お話下さい。

悩みや相談したい事があってカウンセラーに話をする。でも、辛かった出来事や、人には言えないような内容であることでもあるでしょう。ですから、いくら相手がカウンセラーであったとしても、最初からは全部話せなかったり、良いカウンセラーだなと信頼できてからも「どう受け取られるか分からなかったりする不安」のせいで、話せない事もあるかも知れません。

いずれにせよ、秘密を抱えていらっしゃるご事情がおありでしょう。

カウンセラーという職業は、クライアントの守秘義務という絶対の義務を負っております。

もしカウンセラーがその守秘義務を守れなかった時、あなたはそのカウンセラーを訴えることが出来ます。

とは言え、起こった事実やご自分の内面の真実をさらけ出すことはとても勇気の要ることでしょう。話さなければ先に進まない予感がするでしょうから、尚更葛藤してしまいますよね。無理もありません。

まだカウンセラーの先生との信頼関係が成り立っていないのに、ご自分の真相をお話することには、それなりの危険性が伴います。
その意味で「話さなければいけない」ということは何もありません。

ただ、何回か会って、その先生との信頼関係が成り立ち、「この先生なら話してもいいかな…」というお気持ちになられたなら、少しずつ真実をお話ししていただけたらと思います。


夢分析 夢はあなたの無意識からのメッセージ

夢は精神分析の世界では「無意識に至る王道」と言われるように、その方の無意識(潜在意識)の世界をよく表すことで知られます。
そこで夢を見ることに何らかの意味があることと捉え、その分析をします。

夢を見ることの意味としてよく知られているのは、
①昼間のストレスの無意識的発散の意味
②潜在願望が満たされないことを補完する意味
③無意識が自分(意識)に何かを伝えようとするメッセージ的意味

などがあります。

よく繰り返し同じような夢を見る場合(反復夢といいます)がありますが、③の意味が隠されていると言われます。

また、普段あまり意識されていない潜在的な不安や恐怖がある場合、夢の中にそれが象徴として表されて、「もう一人の私(不安を感じている私)に気づいて!」と訴えて来ることがあります。

夢や無意識は決してそれを見た人の敵ではありませんが、とてもそれを見ることで疲れてしまい、日常に支障をきたすようであれば、一度夢を扱うことの出来る分析家やカウンセラーに相談するのも一つの手です。

分析やカウンセリングが進むに連れて、無意識の世界が変化し、疲れる夢(悪夢)を見なくなることもよく知られています。

嫌な夢を見ることは辛いことですが、どんな夢を見られても、決して夢(無意識)はあなたをいじめようとしている訳ではないこと…ご承知おき下さい。

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