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催眠療法コラム 2015年1月アーカイブ

催眠療法とは? 一言解説

催眠療法の歴史は古く、最古の記録は古代エジプトの時代にまで遡ります。メスメリズムの時代を経て近代の催眠療法は、第一次世界大戦中に戦争神経症(今で言うPTSDです)に罹患した多勢の患者の出現により、その治療法として注目を浴びました。

心身の弛緩と受動的注意集中の訓練により、催眠状態に導入された人は、自我の防衛機制が弱まり、被暗示性が亢進するので、セラピストの暗示が無意識の領域に働きやすくなります。

また催眠状態そのものが自律神経の副交感神経を優位にし、自然治癒力を高める効果も認められています。

その特性を生かして医療現場では疾病の治療補助や悪癖の矯正として、スポーツや教育の領域では自己啓発の手段として使われています。

クライアントとカウンセラーの相性について

カウンセラーとクライアントさんの相性はとてもあると思います。

相性が合うか合わないか分からないカウンセリングに、1時間1万円もの大金を支払うことに抵抗のある方もおられることでしょう。

しかしながら、プロのカウンセラーは相性の悪さもまたカウンセリングの中に生かしていきます。
どういうことかと申しますと、そのクライアントさんが
「相性が良くない」と感じる理由の中に、その方の問題を解決するヒントが隠されている可能性があるからです。

例えば、横柄な態度を取っているように見える男性のカウンセラーに、あなたが「何か嫌だな」と思ったとします。
経験豊富な力のあるカウンセラーは、そのあなたの微妙な心の動きを感じ取り、「何か抵抗がありますか?」と聞いてきます。
そこで「そんなことはありません」と逃げてしまえば、「相性の良くないカウンセラーだった」で終わってしまうのですが、しっかりとカウンセラーと向き合い、「あなたの態度が横柄に見えて…」と正直に話すことで、カウンセラーから「そうですか…私の態度が横柄に見えたんですね。ごめんなさい。ところで、身近にあなたが横柄に振舞われて、嫌な思いをしている人とかはいますか?」と聞かれ、その流れで「そう言えばうちの父が昔から…」と問題の核心に近づく…というようなことがカウンセリングの中では日常茶飯事に起きてきます。

これは一つの例ですが、時には「あなたの態度が横柄に見えて…」と言ったら怒り出すカウンセラーもいるかも知れません。
そんなカウンセラーこそ、相性の悪いカウンセラーなのではないでしょうか?

そのようなカウンセラーはもちろん論外ですが、カウンセリングに支払う1万円を生かすも殺すもあなた次第…という側面があることも心得ておいて下さい。

当たりかハズレか…みたいな受け身のギャンブルではなく、あなたが主体的、自主的に支払う料金だからこそ、カウンセリングが「効く」のだということを心の片隅に置いておいて下さい。

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