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催眠療法コラム 2015年4月アーカイブ

カウンセリングの起源

カウンセラー(カウンセリング)の起源は20世紀初頭のアメリカにあると言われており、それは“職業指導”の分野から始まりました。

20世紀初頭のアメリカでは、産業の構造が著しく変化し、従業員の雇用は本人の適性や志向性を全く考慮せずに行われていたため、短期間で退職する者が続出したと言われます。

このような状況を打開するために、フランク・パーソンズが、ボストンに職業指導局を開設して、個人を適材適所に置くよう指導を行いました。この担当者のことをカウンセラーと呼んだのが始まりです。

パーソンズの理論は「マッチング理論」といい、人間が自己実現するためには、しっかりとした適材適所の職業に就くことが大切であり、
1.職業の分析
2.個人の分析
3.総合行為としてのカウンセリング

以上の3つのプロセスを通して指導、援助する人がカウンセラーであるとされました。これがカウンセラーの起源であると言われています。

催眠のイメージ

【催眠のイメージ】

 


「恐くなくて良かったです。」
「これが催眠なのですか⁈」



 

初回のセッションの後のクライアントさんの反応は様々です。

 

しかし共通して言えることは、皆さんそれぞれの中に「催眠」なるもののイメージが良かれ悪しかれ存在し、時にはその後の経過に多大なる影響を与えるものであるということです。

 

その意味で、催眠とはどのような状態で、催眠に入るとどうなるかを正しく理解して行くことはとても大切なことなのです。

 



初回から催眠に深く入れたと自覚する人は約30%、入れたかどうか良く分からなかったと言う方が約40%、全く入れなかったと感じる方が約30%という割合です。

 

その中で全く入れなかったと言う方にお話を聴いてみると、

その根拠は

 


「声が聞こえたから」
「身体を動かすことが出来たから」
「暗示に反応しなかったから」

 

というお言葉が返って来ます。



 

しかし実は催眠中でも、声も音も聞こえ、身体を動かすことも出来、浅い催眠では暗示に反応しないことも多々あるのです。

 



催眠状態がどんな状態であるかを正しく理解していないと、せっかく催眠状態に入っているのにも関わらず、自分は催眠に入れない、自分には催眠療法は向いてない…などと思ってしまい、マイナスの暗示を自らに掛けてしまう結果になり兼ねません。

 



その意味でも、催眠状態を正しく理解し、正しいイメージを持ちながら催眠療法を受けることが、先ずは大切になって来ます。

 



5月病の対処の仕方

春。
新入学、新入社。そうした方は、おめでとうございます。
職場異動された方も多いかもしれません。

そして、新しい環境で、緊張されておられる方も。
少し慣れてきた頃に、気分が落ち込む。そんな5月病の季節でもあります。

大学1年生などに多いのですが、大学に入学する事が大きな目標だった場合など、入学してしまった後に、目標を見失ってしまい「うつ状態」のような無気力で無感情になってしまう事もあります。

それは、軽いうつ状態と同じ状態です。

特にストレスや悩みが自覚としてなくても、脳内伝達物質というのが伝達不足だとうつになります。
また、すでに感情が鈍くなってしまっているために、ストレスや悩みを感じなくなっている事もあります。我慢強いあまりに、こんな悩みは大した事ない、と過小評価してしまっていて、でも実際は心の深い所では抱えきれなくなっている事に気づいていない様な場合もあります。

夜に良く眠れなくなるというのも、うつの特徴です。

そのような場合は、精神的なエネルギーが十分に溜まるまで、無理せずに友人・同僚とも少し距離を置いて、しばらく様子を見た方が良いかも知れません。
エネルギーが溜まれば、自然と楽しく、気力も出てくると思います。

それでも改善しないようなら、大学のスクールカウンセラーや、民間のカウンセラー、行政の福祉課のカウンセラー、心療内科などにご相談されてみてはいかがでしょうか?

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