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催眠療法コラム 2015年6月アーカイブ

日本における精神疾患への理解と日本文化の関係

日本人には、独特の文化である「みな一緒でなければならない」という精神的閉鎖性があるように思われます。

自分と違うもの、“みんな”と違うものを蔑視し、同じであることで安心しようとする心性ですね。

心の病や発達障がいを持たれる方々に関する理解が少しずつ日本でも定着して来てはいるものの、精神疾患や障がいと聞いただけで、この蔑視の傾向が強くなるのは、日本人がまだまだ断トツなのではないでしょうか?

その反面、「みんなが辛い」「みんなでがんばろう」という状況では、非常に団結し、辛抱強い民族でもあるかと思います。東日本大震災の際でも海外から苦境にあっても冷静さを失わなかった日本人の姿勢には、海外からも評価を受けた事は記憶にも新しいものです。

しかし、その結果として、精神疾患を持つ方たちに対する社会の受け入れ体制の不充分さや、例え受け入れたとしても、理解不足のために適材適所の人事が行えず、かえって再発や不適応を起こさせてしまうなどの問題が起きているように思います。

その他、欧米諸国にはある宗教が、日本人の心性には馴染めず、人生観や死生観の拠り所となるものが希薄であること等、QOL(クオリティー オブ ライフ)の低さの要因となるものは多々ある気がします。

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