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催眠療法コラム 2017年2月アーカイブ

何をやるのも恥ずかしく感じてしまう

恥ずかしい…私がここにいてごめんなさい…
そんな気持ちを日常持っておられる方は、恐らく緊張の毎日でしょうから、相当辛い思いをされています。

太宰治の人間失格に出てくる有名なフレーズ
「生まれてきて、ごめんなさい」
そんな恥ずかしいような申し訳ないような気持ち。

だから、なるべく恥を晒さないように、人に迷惑をかけないように、極力何もしないで、目立たぬように、隠れて生きて生きたい。
そんな思いで、自分を殺してしまっておられる方がおられます。

きっとそんな方の性格形成の過程には、様々な物語がおありになったのでしょう。

意識されているのは、存在自体が「恥ずかしい」=「人に知られたくない」お気持ちでしょうが、実はあなたの無意識の中には「誰かに知って欲しい」「分かって欲しい」気持ちもあるのではないでしょうか。

しかし、その思いさえも「恥ずかしい」ので、抑圧されて意識化出来ないのかも知れません。

その「私を分かって欲しい」もう一人のご自分の心に気づかれた時、そして素直にそのお気持ちを生きられた時…「知られたくない」防衛が緩んで、存在そのものを恥じる必要がなくなってくるものと思います。

心の奥底に押しやっていた、もう一つのご自分の真実にスポットライトを当ててあげること…それが今後、必要以上にご自分を恥じずに生きるための鍵となるように思います。

早く早くと焦ってしまう心理

ゆっくり、じっくり物事をやった方が良いのを、分かっちゃいるのに焦りがやめられないのは、本当に辛いことですね。

職業柄、私は今まで沢山そのような方々とお会いして来ました。

頭の中で「急いでやらなくてもいい」と思うことが、かえって「どうしても急いでやりたい」無意識の自分との解離を強めてしまい、余計コントロールが出来なくなっている可能性があります。

無意識のあなたから見れば、「早く早く」と言われて急かされるのも
「急がなくてもいい」と言われるのも、
同じ「強制」に過ぎないのかも知れません。

無意識は強制や変化を嫌います。
なかなか難しいことですが、「こうしなければならない」という強制で自分をコントロールしようとせずに、「こうなりたい」自分に自らなったつもりで日々を過ごされてみる事が大切かと思います。

具体的には「落ち着かせよう」と努力せずに、今正に「落ち着いている」自分を想像(イメージ)しながら行動を取ってみて下さい。

そのイメージが上手く描けないようであれば、先ずは深いリラックスを経験しながら、「落ち着いている状態」を身体と心に覚えさせて行く他はないように思います。

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