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催眠療法コラム 2017年10月アーカイブ

自分を大きく見せようとしてしまう心理

自分の能力を、実力以上にあるようにアピールする人達がいます。
自分がしたミスでも人のせいにして、自分は間違っていないと言い、現実を認めようとしない人がいます。

そうした傾向がある方々は自分の理想像が高いのだと思われます。

自己イメージを下げられない人たちは、実は無意識の中に強い劣等感コンプレックスを持つために、自己肥大を起こし、自己愛を守ろうとしているからだと考えられています。

自己矮小と自己肥大の両極を揺れながら、ギリギリのバランスを取っているため、自分が如何に大きいかを表現し続けないと、常に劣等感に苛まされる=自己愛が損なわれる危険性があるわけです。

そのような方たちは、当然関わる他者の評価をどんどん下げて行ってしまいますから、余計無意識にある劣等感コンプレックスを刺激し、頑なに肥大した自己イメージにしがみつこうとしてしまう…という悪循環を招きます。

外からは「変な人」「幼稚な人」にしか見えない彼ら彼女たちも、実は無意識的にはとても苦しんでいる人たちなのです。

年齢がまだ若い中学生などでも同じような傾向が見られることがあります。
中学生がそうなってしまいがちなのは、まだ完全な精神的自立が出来ず、親との一体感から来る万能感を払拭できないことと、「井の中の蛙大海を知らず」の諺の通り、現実の自分を知る機会が少ないことがその大まかな理由です。

しかし、大人になっても現実の自分を認められないとなると、社会の中で生き辛さを抱えたまま生活する事になってしまうので、どこかの時点で認められるようになれたら、その方が楽になれるのではないかと思います。

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