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催眠療法コラム 2019年2月アーカイブ

人に対してキレる要因

駅の構内などで、普段の鬱憤を晴らすようにわざと女性を狙って体当たりして来る男性がいることがネットでも話題になりました。
そこまで酷くないにしても、私も満員電車などで、ちょっと体が押されてぶつかっただけでにらまれてしまうようなことが良くあります。
満員電車なのでお互い様なのですが、にらんでくる人に限ってその人の方が大きなバックやリュックを持っていたりして、自分の方に原因があったりするのですが、自分も悪いとは思わないようです。

今回は「人に対してキレる要因」を考えてみました。
キレてしまう原因は、私の感じでは、
1.自分の欲求や、感情を言葉で相手に伝える事が苦手で、欲求不満になり、積もり積もって爆発してしまう。

2.「言わなくてもわかってくれるのが当たり前」、と言う気持ちが強いが、大抵、相手はわかってなどくれないので、「なんでわからないんだ!!」と怒りが爆発する。

3.普段から、ストレスを発散できていないので、イライラが溜まっており、ついにキレてしまう。

4.躁鬱的な気分の変調があり、躁の時などに、テンションがあがって感情を爆発させてしまう。

5.本当は自分に自信がないので、ちょっと意見が違ったりしただけで、過剰に相手を攻撃して、相手を支配して、自分を守ろうとしてしまう。

6.相手と価値観や考え方に違いがあり、理性的な話し合いでは問題が解決せず、最終的には感情的になり、キレてしまう。

7.性格や脳の機能として、我慢の限界が低く、すぐに満足したい気持ちが強い。

8.逆に、普段色々な事を過剰に我慢して生活しているので、むしろ些細な事の方が「こんな小さな事さえ思い通りにはしてくれないのか!」と怒りが爆発してしまう。

などなど様々な事が背景にあるように思います。このように一言「キレる原因」を考えただけでも、本当に人それぞれだと思います。

身近な人が些細なことでキレてしまうことも良くあることです。
夫婦喧嘩などは大抵が些細な事で始まるものです。
しかし、カウンセリングの中でクライアントさんのお話を聴くと、8のような要因で、普段我慢に我慢を重ねた結果、些細なことであればあるほど「こんなちょっとした事でさえも気遣ってもらえず、もう我慢の限界だ!」とキレてしまわれる事も多いようです。
キレられた方は「何でこんな事で怒るの?おかしいんじゃないの?!」と思われるような場合でも、実際は積もり積もった怒りの積み重ねがあり、その結果爆発しているのですから、キレられた方にも過去からの原因があるわけです。
些細な事と流してしまうのではなく、少し自分の今までのことを振り返って反省してみる必要もあるかも知れませんね。

外で近所の知り合いに出合うのが怖い。集団が怖い。

精神医学的には社会不安症的傾向が高い状態と言えるでしょう。
そのような気持ちになる人は、子供でも大人でも結構多いです。
後で自分ことを何か言われてるのではと不安に思われてしまうようです。
なかなか人に相談しても、そうした恐怖感や不安感は理解してもらえず、お一人で悩んでしまわれる傾向があります。

実際、よく知らない相手の事や、集団になると、他人のことを面白おかしく噂してしまう様な事もあり得るわけですから、あなたがそんな場面を避けたい気持ちを抱くのも、無理のないことかと思います。
ネットでのいじめやSNSなどで炎上騒ぎが起きますが、そうした身も知らない人たちから攻撃を受けてしまったり、そうした社会風潮があるだけでも、不安感は無意識的にも高まってしまう事でしょう。

人一倍感受性が豊かな方や、思春期の、自分と他人の距離感がまだつかめない年頃の方などに、その様な傾向が強いようです。
特に地方の、隣近所がみんな見知った人ばかりだったりすると、余計他人の目を気にして、自由きままに振舞えない環境だったりします。

通常は、成長するにつれ、「私は何もおかしなことはしていない。これが私のやり方・感じ方であって、これで良いのだ」と言うような自信が付いてくると、さほど「人を避けたい」と思わなくなってきたり、「避けたくなるのも無理もないから別に避けたって良い」、と楽に思えるようになって来るものかと思います。

「避けたいなぁ。嫌だなぁ。」という気持ちを抱きつつも、それが素直な気持ちなんだから、それで良いと自分に言い聞かせ、あいさつだけしてさっさとすれ違って済ませられてみることで、段々気持ちが楽になってこられるかと思います。

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