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催眠療法コラム

ダブルバインド(二重拘束性)とは?

ダブルバインド(二重拘束性)とは「相反する2重のメッセージ」のことです。

例えば、お母さんが「さあこのケーキをお食べ」と、自分が欲しそうな顔をしながら子どもにケーキを差しだす場面を想像して下さい。

子どもさんは、「食べてもいい」と「食べてはダメ」という二つの矛盾するメッセージに縛られ、どうしていいか分からなくなる…正にこれがダブルバインドなのですが、そのお母さんの意識の中には、「私は母親なんだから子どもにケーキをあげなきゃ」という考えを持つ自分と、「でも私も食べたい」と心のどこかで思ってしまっている自分がいる訳です。


人間には意識の階層があり、その違う階層から無意識的に別々の矛盾するメッセージを発してしまうのがダブルバインドをしてしまう人なので、ご本人がそのことに気づかなければ、永遠にし続けてしまうことになります。


また、ダブルバインドのメッセージを受け続けた人もまた、人にダブルバインドなメッセージを発信する癖がついてしまったり、葛藤に縛られ、自分本位での決断が出来なくなったり、後から、「あの選択をして良かったのだろうか?」と繰り返し悩んでしまう事が多くなることとなります。
自分の決断に責任を負えなくなってしまうのですね。

ダブルバインドをしてしまう方は、簡単に言ってしまえば、自己一致が出来ていない人です。

その矛盾する思いの両方を自分のものとして意識できれば、自己一致し、「お母さんと半分こしようか」と言えるのでダブルバインドは発生しないのですが、前者の「私は母親なんだから子どもにケーキをあげなきゃいけない」という倫理観念が強すぎると、後者の「私も食べたい」を抑圧し、全く自分が欲しがっているとは自覚(意識化)できなくなってしまいます。
これが自己の不一致です。

周りからはその二つの矛盾するメッセージが明確に感じられるのですが、ご本人がそのことを認め、受け入れられなければ、残念ながら直して行くことは出来ません。

ただ、以上の事を理解し、無意識にそうしてしまう方の気持ちを解ることで、ダブルバインドの犠牲にならない術を身につけて行くことは出来るのではないでしょうか?

【ポジティブ・シンキング⑤】

人間ですから、

 

時には心配事が先に立ち、

 

プラスイメージが描けないこともあるでしょう。

 

それなのに、

 

「プラスイメージが描けない自分はダメだ」

 

と心の何処かで自分を否定し、

 

ネガティブ・シンキングに無自覚で陥ってしまっているのです。

 



確かに前回お話しした通り、

 

ポジティブ・シンキングには多大なる可能性が秘められています。

 

しかしながらどんなに素晴らしい事でも、

 

それに拘り、囚われ、

 

「そうならなければいけない」

 

と自らを枠にはめようとすると、

 

本末転倒の結果になりかねないわけです。

 

なかなかポジティブになれない自分を許しつつ、

 

やがてもっとポジティブになろうと素直に思える心こそが、

 

真の意味でのポジティブ・シンキングなのかも知れません。

 




【ポジティブ・シンキング④】

・・・その本を読まれた読者の方々から

数多くの同じようなお問い合わせを頂いたのです。

 

「ポジティブ・シンキングの大切さはとても良く理解出来たのですが、

いざそれを実行しようとしてもなかなか出来ないんです。

どうしてもマイナスのイメージが先に立ってしまって、

プラスのイメージが描けない。

催眠でプラスのイメージが簡単に描けるようになりますでしょうか?」

 



皆さんはもうお気付きでしょうか?

 

実はこのようなお問い合わせを頂いた多くの方達は、

 

知らず知らずの間に
「ポジティブ・シンキングにならねばならない」
というネガティブ・シンキングに陥ってしまっているのです。

 

つづく



【ポジティブ・シンキング③】

前回ポジティブに物事を捉え、

 

考える事の効用のお話をしましたが、

 

今回はそのデメリット…

 

ポジティブ・シンキングの落とし穴についてのお話を致しましょう。

 

 

何年も前のことになりますが、

 

ポジティブ・シンキングの重要性について書かれたあるDr.の著者がベストセラーになったことがありました。

 

プラスのイメージを描くことで、脳内物質の代謝が活発になり、

 

その結果自分の描く理想の人生を手に入れることが出来る…

 

簡単に言ってしまえば、そのような内容の本だったのですが、

 

その本を読まれた読者の方々から数多くの同じようなお問い合わせを頂いたのです。


つづく

 

 

 

【ポジティブ・シンキング②】

それは、なかなかリハビリで功を奏さない方々が、

 

事故前、病前の元気だった頃の自分と比較して

 

「昔はあんなに元気だったのに…」

 

と悲観して考えるのに対して、

 

どんどん右肩上がりに良くなって行く方々やその周りの人達は、

 

一番状態が悪かった頃の自分と今自分とを比較して

 

「これもできるようになった。あれもできるようになった」と、

 

少しでも良くなったところを素直に認め、

 

やがてもっと良くなって行くでだろうと楽観的なイメージを描いている傾向があることをつきとめたのです。

 

同じ事をしていても、

 

ものの観方や考え方一つで結果に差が出て来てしまう…

 

それを恐ろしいこととして悲観的に捉えるか、

 

ああそうかと、楽観的に希望を持てるかによって、

 

その結果もまた違ってきてしまうのかも知れません。

 

あなたはこの事実をどう捉えますか?

 

つづく 

 


【ポジティブ・シンキング①】

交通事故などで障害を負った方、

 

脳梗塞などの疾患で後遺障害が残った方たちが、

 

リハビリに励み、それを克服して行く為には、

 

並大抵ではないご本人の努力と、

 

絶え間ない周りの支援者のご助力が必要になります。

 

しかしながら、その努力のみならず、

 

本人や周りの方々のどんな意識がリハビリの結果に良い影響を及ぼすのかが、

 

次第に明らかにされて来ているようです。

 

それは・・・



つづく

 


適応障害にまず必要なこと

適応障害の症状として、動悸、めまい、吐き気、息苦しさ、不眠、恐怖、肩こりなどがあります。
原因は職場の「苦手な仕事」と「人間関係」などの負担が、多重にかかった時に発症いたします。

場合によってですが、仕事のうち、どうしても処理できないこと、それを苦手な上司に話しかけることができる日とできない日があります。

精神的に体調が悪い日がずっと続くとずっと話せなくなってしまい、叱られてしまう様な状況が生まれてしまいます。
そのためますます会話がなくなり、どんどん仕事がやりにくくなって来ていきます。
職場の席についてもドキドキが続いて何も手につかない様な事も増えるかも知れません。
また、苦手な人が休んで不在の日は、平常心を保って仕事をこなせたりもします。

また病気ではなくて、単に自分の能力が無い、やる気が無い、怠け者なだけなのではないかと、自分を責めてしまわれる事も多いようです。

不安と恐怖と葛藤でかなり心理的エネルギーを費やしてしまっていますから、先ずは心療内科で処方されるお薬(恐らく最初は抗不安薬や睡眠導入剤)を服用しながら、休養を取りつつ様子を見る必要があります。

環境要因としての上司とのご関係や、苦手な仕事に対する取り組み方、モチベーションの保ち方等については、それらを現実に何とかできるエネルギーの回復を待ってから検討した方が良い場合があります。恐らくその様な状態では、不安が先に立って、行動を阻害するのが関の山でしょう。

先ずは①不安をやわらげること、その中での②エネルギーの回復をはかること、その後の③環境要因の改善…の順番でおすすめ下さい。

カウンセリングを受けるか、迷われている方へ

ご相談に来られる方の中には、最初の面談の時に
「このような悩み程度で、カウンセリングを受けても良いものかどうかと迷いました。もっと深刻な問題を抱えていらっしゃる方もおられるだろうに、他の方やカウンセラーの迷惑ではないだろうか?」
と率直に質問される事が多々ございます。

例えば、「仕事を辞めるべきかどうか迷っている。自分の事なんだから、自分が嫌だったら辞めれば良いだけの話なのだけれど、どうしたら良いだろうか?」
というものだったりします。

カウンセラーは、この「仕事をやめるべきかどうか」というご質問に対して、「仕事を辞めた方が良いか?続けた方が得か?」と言った視点ではなく、「自分で決められないのはどうしてだろう…」という視点を持ってお聴きします。

「相談して迷惑ではないか」というご質問に対しても、「この相談をすると迷惑だと考えるのは、どんなお気持ちから来るのだろう…」という観点からお聴きします。

ですから、どんなにご相談者様が「特別でない、当たり前の質問」と思われていても、カウンセラーから見ると、とてもあなたを知る…あなたに近づく大きなチャンスを頂いているのです。

表面的には、日常的に「ありがち」な悩みであったとしても、その奥にはその方の「深いもの」が横たわっておられるものです。それをきっかけにご本人も思いもよらなかった「気付き」が得られる事も往々にしてあるものですので、ご自分のお気持ちをないがしろにせず、ぜひご相談に来ていただければと思います。

アンガーアタック 怒り発作

酷い目にあったり他人に傷つけられたりした人が、自分の心を守るために攻撃的になってしまう状態のこと。

心的外傷を負った方や、抑うつ傾向の強い方に多いとされますが、発作後は自己嫌悪に陥り、深い抑うつ状態になるのが特徴です。

周囲の方は、どうしても理不尽な怒りにしか感じませんので、同じ土俵で説き伏せようとしたり、責めてしまいがちですが、余計火に油を注ぐ形になります。出来得れば、目に見えない傷の痛みから出た表現として、受容的に傾聴することをお勧めします。

心理学的には、その方の無意識に抑圧されていた怒りのエネルギーが、相手のある言葉や態度、出来事などを引き金に放出されるものと考えられています。


悪夢の意味 自分が殺される夢や、殺されかける夢

夢はその方の内的な世界の象徴を、様々な形で表しています。

どうしても自分が殺される夢や、殺されかける夢を見ると、「早く抜け出したい」「抜け出したいのにどうしても抜け出せない」と夢の被害者になってしまいがちですが、まず夢(無意識)はあなたの敵でなく味方なのだという認識に変えてみて下さい。

私も今までたくさんの方の「自分が殺される夢や、殺されかける夢」の報告を受けてきましたが、大きく分けると現実で次の4つのパターンを生きている方の夢でした。

①普段自分の気持ちを素直に表現できず、無意識に自らの感情を押し殺して生きている

②親やその他の依存の対象に呑み込まれてしまい、自らの主体的な意思で自分の人生を歩めていない

③自分を常に無意識的に責め続け、知らず知らずの間に追い込んでしまっている

④仕事など、自分がやらなければいけないことを大量に抱えており、精神的にも肉体的にも限界なのに、それに気付いていない

その他にも現実に生きているご自分の様々な象徴として自分が殺される夢や、殺されかける夢が出で来ますが、何れもその事に気付き、現実の中で対処することで、殆どの方はそのような夢を見なくなって行きます。

夢の種類の中でも、繰り返し見る夢は「反復夢」と呼ばれますが、この夢は無意識からのメッセージ性の高い夢として知られています。

あくまでも象徴的な意味でですが、現実の世界で何に殺されたり、殺されかかっているのか…少しご自分と向き合ってみませんか?


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