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想像力とカウンセリング(後編)


しかしながら、日々クライアントさんとの面接を重ねて行くと、逆に想像力=イメージする力がとても強い方が多いことに驚かされることがしばしばです。


「仕事の失敗を上司は蔑んで見ているに違いない」
「今相手が目を背けたのは、きっと私が嫌いだからだ」
「私が緊張していることを皆がバカにしている」...


ありとあらゆる想像力を駆使して、神経が過敏になり、疲弊して当所を訪れて来られるのです。

そんな方たちのために、今度は「鈍感力」なる言葉が登場しました。考え過ぎなくていいんだよ、楽に生きましょう...と。

片や「想像力を身に付けなさい」という意見、片や「もっと鈍感になりなさい」という意見...果たしてどちらが意見が正しいのでしょうか?


一見矛盾するこの二つの意見...実は両方ともが正しい意見なのかも知れません。想像力が欠如すれば、対人関係などの社会的な問題が大きくなり、想像力が強過ぎれば、心理的な問題が大きくなる...言わばシーソーのようなものでしょう。


極端に偏らず、その双方の頃合いのを見て行く力、バランスを取る力が、今の時代を生き抜くには必要とされているようです。

あなたの想像力は、今どの辺りにありますか?


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