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催眠療法コラム

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医師による精神疾患の診断の流れ

様々な症状がある場合、自分はどんな病気なのだろう?と不安に思われる事でしょう。

精神的な問題がある場合も、千差万別、実に色々な症状が出たり、消えたりするもので、それらを総称して「不定愁訴」と呼んだりいたします。

そのような場合、一見同じ症状でも、他の疾患である可能性もありますから、専門の精神科や心療内科の医師でもなかなかすぐに断定することは出来ません。
そのため、最近の精神科や心療内科では、あまり単一の疾患名で診断しないことが多くなっています。

現在日本の精神疾患の診断には、アメリカ精神医学会で出しているDSM-ⅣかWHO(世界保険機構)で出されているICD10が用いられるのですが、これらは多軸評定といって、同じ症状でも、そこに患者のパーソナリティの影響が含まれるか否かなど、細かな視点を用いて診断する手法が取られています。

ですから、出した薬が効いたか効かないか、他にどんなエピソードが語られるかなど、経過を見ながら確定診断がおりるまで数ヶ月を要することが少なくありません。

その意味で、初診時や数回の通院で確定診断が下されることの方が、より治療においてのデメリットが生じる可能性があるわけです。

また、少しご年配の方など、お医者さんに何か聞きたい事や、言っておきたい事などがあっても、遠慮してしまい言えないでおられる方も多いようです。

インフォームド・コンセントといって、医師側には治療の経過や出された薬の効用、副作用など、情報を開示する義務があります。遠慮される必要はありません。

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