秋の虫も鳴くようになり、だいぶ涼しくなって来ましたね。
この時期、気温の変化に付いて行けず、体調が崩れる方が増えてきます。
9月病と呼ばれているそうです。
今年はまた溶連菌による風邪が流行ってもいるようです。
抗生剤を飲まないと治らないそうなので、症状が続く方は一度病院に診てもらいに行かれてください。
また、涼しくなったのは良いのですが、疲れも出て、朝起きられず、遅刻してしまう方もおられることでしょう。
タイマーをかけておいても起きられず、遅刻が続くと自分はうつ病か何かではないだろうかと心配される方もおられました。
「頑張っても出来ない」領域に入ってしまっていおるのか?
「面倒臭い」領域に止まっているのか?で、診立ては大分違ってきます。
頑張っても出来ないようですと、鬱病や双極性障害のような精神病の疑いも出てくるように思います。
また朝起きが難しいという症状がメインの起立性障害の疑いも考えられます。
朝起きるのが辛いと、朝のことに限定されているのなら、起立性障害かもしれません。
ただ一般的にはかなり疲れが溜まっている事が原因の一過性の症状であることが多いようです。
労働時間が長いための肉体的な疲れなら、さほど問題はないように思いますが、精神的に疲れ、神経が過敏になっているような自覚があるならば、注意が必要と思われます。
日常的に神経をかなり遣われながらの毎日を送られてませんか?
秋半ばを過ぎても、体調が戻らないようであれば、外の世界に自分を無理矢理合わせることで、神経を擦り減らしている可能性もありますから、出来れば心身ともに十分リラックスが出来る時間と場所を確保してあげて下さい。
いつでも気分転換が出来るように、セルフマネージメントを心掛けて下さい。
一日も早いご快復をお祈りしています。