催眠療法コラム

【ポジティブ・シンキング⑤】

人間ですから、

 

時には心配事が先に立ち、

 

プラスイメージが描けないこともあるでしょう。

 

それなのに、

 

「プラスイメージが描けない自分はダメだ」

 

と心の何処かで自分を否定し、

 

ネガティブ・シンキングに無自覚で陥ってしまっているのです。

 


確かに前回お話しした通り、

 

ポジティブ・シンキングには多大なる可能性が秘められています。

 

しかしながらどんなに素晴らしい事でも、

 

それに拘り、囚われ、

 

「そうならなければいけない」

 

と自らを枠にはめようとすると、

 

本末転倒の結果になりかねないわけです。

 

なかなかポジティブになれない自分を許しつつ、

 

やがてもっとポジティブになろうと素直に思える心こそが、

 

真の意味でのポジティブ・シンキングなのかも知れません。