体験談

発達障害と共に(10代男性)

僕は小さな頃から仲間はずれやいじめに遭うことが多く、学校に行けなくなることもしばしばでした。


それでも頑張って入った高校で、1年生の秋からまた酷いいじめに遭い、また学校に行けなくなってしまいました。

辛かったというよりは、またかという感じでしたが、外にも出られなくなって、しばらく家に引きこもっていました。


心配した親が米倉先生の所を探してくれて、最初は嫌々ながら通っていたのですが、段々話をすることが楽しくなり、自分から話をしに行きたいと思えるようになりました。


ある時、先生が「大事なお話があるから、次回お母さんと一緒に来てくれる?」と言われたので、もう治らないと言われるのではないかと心配していましたが、そうではなく、僕は「発達障害」かも知れないというお話でした。

始めはショックでしたが、発達障害は病気ではなく、個性なのだそうです。

そう言えば小さな頃から、何か僕は人と違うという感覚を持っていて、それが何なのかが分からなかったのですが、先生のお話を聞いて、親と共に納得が出来ました。


先生とのカウンセリングの中で、人と違う自分が悪いんだ、だからいじめられて当然なんだと、ずっと思い込んで来てしまったことにも気づき、そんな自分がかわいそうだったなと今では思えます。


今の自分に出来ること、苦手なことも段々分かって来たので、今は先生から紹介してもらったサポート校で楽しく過ごせています。将来は僕の得意なコンピューターを学びに大学に行きたいです。

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