催眠療法コラム

5月病の対処の仕方

春。
新入学、新入社。そうした方は、おめでとうございます。
職場異動された方も多いかもしれません。

そして、新しい環境で、緊張されておられる方も。
少し慣れてきた頃に、気分が落ち込む。そんな5月病の季節でもあります。

大学1年生などに多いのですが、大学に入学する事が大きな目標だった場合など、入学してしまった後に、目標を見失ってしまい「うつ状態」のような無気力で無感情になってしまう事もあります。

それは、軽いうつ状態と同じ状態です。

特にストレスや悩みが自覚としてなくても、脳内伝達物質というのが伝達不足だとうつになります。
また、すでに感情が鈍くなってしまっているために、ストレスや悩みを感じなくなっている事もあります。我慢強いあまりに、こんな悩みは大した事ない、と過小評価してしまっていて、でも実際は心の深い所では抱えきれなくなっている事に気づいていない様な場合もあります。

夜に良く眠れなくなるというのも、うつの特徴です。

そのような場合は、精神的なエネルギーが十分に溜まるまで、無理せずに友人・同僚とも少し距離を置いて、しばらく様子を見た方が良いかも知れません。
エネルギーが溜まれば、自然と楽しく、気力も出てくると思います。

それでも改善しないようなら、大学のスクールカウンセラーや、民間のカウンセラー、行政の福祉課のカウンセラー、心療内科などにご相談されてみてはいかがでしょうか?