催眠療法コラム

そわそわして落ち着かないなど焦燥感が強い場合

そわそわして落ち着かない、座ってられない、何か時間に追われているようで焦る気持ちが止められない、リラックス出来ずにいつも何かを繰り返し考えてしまっている、そのために疲れていて眠りたいのに目が冴えてしまったり、、。

そんなご経験はありませんか?
焦燥感が強い、と言う状態なのではないかと察せられます。

何か嫌な事が起きそうな予感がして、落ち着かない、、、そんな場合は不安感が強くなっているのかも知れません。
普段あまり不安を自覚して感じない方は、そんな精神状態が「不安」なのだということがわからない場合もあるようです。


何らかの原因で過度に脳内の活動が活発になりすぎて、神経も休まっていないため、ちょっとした刺激にも過敏に反応してしまい、ますます神経が昂ぶってしまわれているのではないでしょうか?

過度なストレスや悩み事があると言う事なのですが、じっくりその原因を考えて見られるような余裕が持てないので、ただ右往左往してしまう事も多いものです。

健康な人でも、仕事が忙しすぎて、リラックスしてボーっとする時間がなく、徹夜が続いていたり、ノルマなどがあり、焦る気持ちがずっと続いているとかいう事があると、そんな精神状態になるかと思います。

そう言う状態ですと、脳内の活動が活発とは言え、オーバーヒートしているようなものなので、冷静な分析や判断や決定はできません。
どうしたら良いのか判断できないために、解決法も思いつかず、どうしたら良いんだー!という不安や焦りだけが強くなります。
お医者さんに相談して、精神安定薬か睡眠薬など処方してもらい、一時的にでも神経を休ませてあげると良いのではないかと思います。

ただ慢性的にそう言う状態だとすると、もっと深い精神的、神経的な原因があるのかも知れませんね。
例えば女性ですと、ホルモンの影響や若年性更年期障害、及び加齢による更年期障害やその治療のためのお薬の副作用でそのように急に情緒面の変化が見られる事もあります。
また周期的なパターンがあるとしたら、双極性障害(躁うつ病)の可能性も考えられます。

メンタル的なケアも大切ですが、生理的医学的な原因なのでお薬が効きますから、早めに対処して生活の質を保ちましょう。