催眠療法コラム

心の病いを持つ人や障害者に対して差別的な誹謗中傷をする人の心理

リオのパラリンピックも日本選手の活躍で、大いに盛り上がっていますね。
しかしネットの世界などでは度々精神的な病気を抱える人や、障害を持つ方に対して過激で差別的な書き込みを見かけることもあり、当事者の方々が、そうした書き込みを読んで心が傷付かないはずはないだろうと思うと、胸が痛みます。

ではそうした書き込みを行う人はどのような人なのだろうと思い、考えてみました。

①自分自身が直接誹謗中傷により傷ついた経験がある
②自らの劣等感コンプレックスを他者を否定することで埋め合わせようとしている
③現実の中では、他者の評価を気にして自己主張ができず、そのストレスを責任を取らずに済むバーチャルの世界で発散している
④身内に病気や障がいを持つ人がいた為に、自分自身が誹謗中傷を受け、被害者感情を強く持っている

等です。

何れにせよ誹謗中傷する方自身が、何らかの問題を抱えているのではないでしょうか?ひょっとしたら、自らの心の闇の部分を、病気や障害を持つ方に投影しているのかも知れません。