体験談

統合失調症と言われた私(20代女性)

高校3年生のある日、友達のみんなが自分の悪口を言っているのが聞こえ、初めは気のせいかな?と思っていたら、通りすがりの先生や街の人達も自分の悪口を言うようになり、外に出るのが嫌になり、部屋にひきこもるようになりました。


部屋にいても、外の風の音が私の悪口に聞こえてしまうので、親が心配して無理矢理精神科に連れて行かれました。

そこでの診断名は統合失調症。

親が泣いていたので聞いてみたら、治らない病気だからということでした。

お医者さんからも、薬はずっと飲み続けなければだめだよと言われましたが、飲んでいても不安が治まらないのと、ずっと飲みながらしか生きられない自分に納得が行かず、米倉先生の代々木心理オフィスを知人の紹介で訪ねました。



治らないとまた言われるのではないかとビクビクしていましたが、先生の「その時期には、そのような症状が出る人が少なくないんだよ」と言う言葉に、「ああ私だけじゃないんだ」と安堵したのを憶えています。


それから一年半、紆余曲折はありましたが、声は全く聞こえなくなり、今は元気に大学に通っています。

ずっと言えなかった自分の本音を語るお友達もでき、自分は自分で良いんだと思えるようにもなって来ました。

私の中では凄い進歩です。

これから就職の時期を迎え、不安がないかと言えば嘘になりますが、先生方から頂いたたくさんの暖かい言葉を胸に頑張って行きたいと思います。

本当にありがとうございました。

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