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催眠療法コラム 2015年2月アーカイブ

青年期のアスペルガー症候群

アスペルガー症候群(高機能自閉)の方は、とても生き難さを感じて生きておられる方が多いと思います。

物事に対して、「スルー(あまりこだわらず流す事)」や「許す事」が出来ない「執着」が強い事が顕著であり、頭では理屈が分かっているだけに、そう出来ない辛さに拍車を掛けてしまいます。

高機能自閉の方個々により、その執着の度合いも異なりますから、全てのアスペルガーの方が同じように辛いとは言い難いのですが、しかしながら執着が強い傾向を、仕事なり趣味になり生かす事が出来れば、また新たな世界が生まれる可能性も併せ持つのだということを知っておいて頂きたいと思います。

それぞれの方の個性が、より良く生かされるよう、応援しています。

また、青年期、特に10代の後半から20代の前半に掛けては、発達心理学的に言えば「アイデンティティ(自我同一性)」の獲得時期に当たりますので、両極に揺れる体験…善と悪、清廉と醜悪、依存と自立などの葛藤がその年代には顕著になる傾向があります。

ただでさえ「スルー」や「許す事ができない」傾向も、発達障害から来るものなのか、それとも上記のような正常発達の途上に於いて起きて来たものなのかは、今後の経過を見てみないとなかなか確定できないことですが、一般的な人と比べても、その悩みは深いものとなりがちです。

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