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催眠療法コラム

何をやるのも恥ずかしく感じてしまう

恥ずかしい…私がここにいてごめんなさい…
そんな気持ちを日常持っておられる方は、恐らく緊張の毎日でしょうから、相当辛い思いをされています。

太宰治の人間失格に出てくる有名なフレーズ
「生まれてきて、ごめんなさい」
そんな恥ずかしいような申し訳ないような気持ち。

だから、なるべく恥を晒さないように、人に迷惑をかけないように、極力何もしないで、目立たぬように、隠れて生きて生きたい。
そんな思いで、自分を殺してしまっておられる方がおられます。

きっとそんな方の性格形成の過程には、様々な物語がおありになったのでしょう。

意識されているのは、存在自体が「恥ずかしい」=「人に知られたくない」お気持ちでしょうが、実はあなたの無意識の中には「誰かに知って欲しい」「分かって欲しい」気持ちもあるのではないでしょうか。

しかし、その思いさえも「恥ずかしい」ので、抑圧されて意識化出来ないのかも知れません。

その「私を分かって欲しい」もう一人のご自分の心に気づかれた時、そして素直にそのお気持ちを生きられた時…「知られたくない」防衛が緩んで、存在そのものを恥じる必要がなくなってくるものと思います。

心の奥底に押しやっていた、もう一つのご自分の真実にスポットライトを当ててあげること…それが今後、必要以上にご自分を恥じずに生きるための鍵となるように思います。

早く早くと焦ってしまう心理

ゆっくり、じっくり物事をやった方が良いのを、分かっちゃいるのに焦りがやめられないのは、本当に辛いことですね。

職業柄、私は今まで沢山そのような方々とお会いして来ました。

頭の中で「急いでやらなくてもいい」と思うことが、かえって「どうしても急いでやりたい」無意識の自分との解離を強めてしまい、余計コントロールが出来なくなっている可能性があります。

無意識のあなたから見れば、「早く早く」と言われて急かされるのも
「急がなくてもいい」と言われるのも、
同じ「強制」に過ぎないのかも知れません。

無意識は強制や変化を嫌います。
なかなか難しいことですが、「こうしなければならない」という強制で自分をコントロールしようとせずに、「こうなりたい」自分に自らなったつもりで日々を過ごされてみる事が大切かと思います。

具体的には「落ち着かせよう」と努力せずに、今正に「落ち着いている」自分を想像(イメージ)しながら行動を取ってみて下さい。

そのイメージが上手く描けないようであれば、先ずは深いリラックスを経験しながら、「落ち着いている状態」を身体と心に覚えさせて行く他はないように思います。

水が怖い人の深層心理

ある方は、何となく顔を水で濡らすことに抵抗があって、顔を洗うのも少し憂鬱で、ささっとしか洗わないと言う人がおられました。
また、ある方は悪夢の中で度々海に呑み込まれたり、沼で溺れるようなシチュエーションに出会うので、何となく自分は水が怖いのでのではないだろうかと思っておられました。
大人になってからでも、プールで顔を着けるのが怖く感じる人も多いのではないでしょうか?

私もプールも海も好きなのですが、海などですと沖合いに出て、深い海の底を覗くと、底知れぬ怖さを感じることがあります。

物理的に溺れる可能性もあるのですから、水が怖い気持ちがあっても不思議ではないのですが、心理学的に「水を恐れる深層心理」は何なのでしょうか?

水は、子宮とか母性とかを象徴している場合が多いようです。
自分では自立したい、自分の自由にしたい、という想いが強いのに、お母さんの支配から好きにできなかったり、言うことを聞かざるを得ないような親子関係があったりすることがあります。
青年期だけの心理ではありません。
大人になっても、小さいころの親と子と言う関係から解放されて、きちんと根本的に自立することは、なかなか難しいものなのですね。

もし心当たりがあれば、単純に恐怖症と言うより、自立の問題で、時間をかけてご自分の生き方を探して行くようなテーマがあるのかも知れませんね。

ちなみに、狭いところが好きという子供は多いものです。
竹之内豊さんが出ている大和ハウスのCMでは、奥様が広々した家に引っ越して、「良いわね、やっぱり広い家は!」と嬉しそうにしていて、夫の竹ノ内さんは「そうだね、良かったね」と相槌を打つのですが、心の中では「本当は天井が低くて、狭い所が好きなのに、また嘘をついてしまった」と一人語りする、ほほえましいユーモラスなCMがあります。

狭い場所も、子宮を象徴している事があります。
窮屈だけれど、安心してぬくぬくしていられたお母さんの子宮を懐かしく思っているのかもしれません。

逆に閉所恐怖症の人は、潜在的にお母さんから支配されることを非常に怖く思っている可能性があることになります。
自分の自由に振舞いたい。
母親的なものから縛られたくない。

そんな想いが秘められているように思います。

車の中の狭いコクピットの中だと落ち着く。
ドライブしている時も好きと言う人も、同じ深層心理を持っているかもしれません。

安全な子宮のような狭い中にいながら、でも自分の自由に思い通りに操縦できる空間。
車は、男性にとって究極の理想の空間なのかも知れません。
もちろんドライブが好きな女性もおられるでしょうが。

9月病?朝起きられず、遅刻が多くて困っている方へ

秋の虫も鳴くようになり、だいぶ涼しくなって来ましたね。

この時期、気温の変化に付いて行けず、体調が崩れる方が増えてきます。
9月病と呼ばれているそうです。
今年はまた溶連菌による風邪が流行ってもいるようです。
抗生剤を飲まないと治らないそうなので、症状が続く方は一度病院に診てもらいに行かれてください。

また、涼しくなったのは良いのですが、疲れも出て、朝起きられず、遅刻してしまう方もおられることでしょう。
タイマーをかけておいても起きられず、遅刻が続くと自分はうつ病か何かではないだろうかと心配される方もおられました。

「頑張っても出来ない」領域に入ってしまっていおるのか?
「面倒臭い」領域に止まっているのか?で、診立ては大分違ってきます。
頑張っても出来ないようですと、鬱病や双極性障害のような精神病の疑いも出てくるように思います。

また朝起きが難しいという症状がメインの起立性障害の疑いも考えられます。
朝起きるのが辛いと、朝のことに限定されているのなら、起立性障害かもしれません。

ただ一般的にはかなり疲れが溜まっている事が原因の一過性の症状であることが多いようです。

労働時間が長いための肉体的な疲れなら、さほど問題はないように思いますが、精神的に疲れ、神経が過敏になっているような自覚があるならば、注意が必要と思われます。

日常的に神経をかなり遣われながらの毎日を送られてませんか?

秋半ばを過ぎても、体調が戻らないようであれば、外の世界に自分を無理矢理合わせることで、神経を擦り減らしている可能性もありますから、出来れば心身ともに十分リラックスが出来る時間と場所を確保してあげて下さい。

いつでも気分転換が出来るように、セルフマネージメントを心掛けて下さい。
一日も早いご快復をお祈りしています。

心の病いを持つ人や障害者に対して差別的な誹謗中傷をする人の心理

リオのパラリンピックも日本選手の活躍で、大いに盛り上がっていますね。
しかしネットの世界などでは度々精神的な病気を抱える人や、障害を持つ方に対して過激で差別的な書き込みを見かけることもあり、当事者の方々が、そうした書き込みを読んで心が傷付かないはずはないだろうと思うと、胸が痛みます。

ではそうした書き込みを行う人はどのような人なのだろうと思い、考えてみました。

①自分自身が直接誹謗中傷により傷ついた経験がある
②自らの劣等感コンプレックスを他者を否定することで埋め合わせようとしている
③現実の中では、他者の評価を気にして自己主張ができず、そのストレスを責任を取らずに済むバーチャルの世界で発散している
④身内に病気や障がいを持つ人がいた為に、自分自身が誹謗中傷を受け、被害者感情を強く持っている

等です。

何れにせよ誹謗中傷する方自身が、何らかの問題を抱えているのではないでしょうか?ひょっとしたら、自らの心の闇の部分を、病気や障害を持つ方に投影しているのかも知れません。

強迫神経症の方が結婚を考える時のアドバイス

不安障害の方や、強迫神経症の方の中には、恋愛したい、結婚したいとご希望があっても、普段の生活にも支障が出ていたりするため、「自分はパートナーと付き合っていけるのだろうか?」と悲観的に思われてしまう方もおられます。

そもそもこんな症状を持つ自分を好きになってくれるものなのか?とも。

人が人に惹かれるのは、理屈ではありませんから、強迫性障害を持たれながらも結婚されている方は実際に沢山いらっしゃいます。

ただ、それを隠して結婚することには賛成致しかねます。

遅かれ早かれ必ずパートナーには知られる事ですが、結婚前に知っていれば、それなりの覚悟を持って結婚に臨めるでしょうが、結婚後にそれを初めて知れば、覚悟がない分「こんなはずじゃなかった」と結婚そのものを後悔させてしまう可能性がありますから。

ご夫婦のどちらかが強迫性障害を持つ場合、本当に二人三脚で頭の下がるような生活をされています。
パートナーの協力があってこその結婚生活と思えば、隠して嘘をつくことは、お互いに何のメリットにもならないですよね。

誠意を持ってパートナーと向き合おうとするから、パートナーからの誠意ももらえるのだと思います。

水恐怖症の方へのアドバイス

夏も本番間近になりました。
夏と言えば海水浴やプール。
ですが、水に関するものが怖いと言う「水恐怖症」と言う方もおられます。
海水浴やプールはもちろん、お風呂や温泉に浸かるのも何となく避けたくなる。
溺れるようなことが絶対にあり得ない場所や映像を見ただけでも恐怖心を覚えるようです。

そうした恐怖心を臨床心理学的に解釈してみますと、水は、子宮とか母性とかを象徴している場合が多いようです。
自分では自立したい、自分の自由にしたい、という想いが強いのに、お母さんの支配から好きにできなかったり、言うことを聞かざるを得ないような親子関係があったりした場合、その呑み込まれてしまう象徴が「水」なのですね。
もし心当たりがあれば、単純に恐怖症と言うより、自立の問題で、時間をかけてご自分の生き方を探して行くようなテーマがあるのかも知れません。

視線恐怖症の方へのアドバイス

人に見られていると緊張が酷くなる。
人に見られているように思って、不安になる。
こうした症状を視線恐怖と呼んでいます。
いずれも自意識が過剰になっている状態に起こります。
気にしない事が出来れば楽なのですが、気にしないように意識を向けないようにするのが難しいのですね。
「人の視線を気にしないように努力する」ことでは、実際に人の視線を気にならなくはならないものです。
何故なら「気にしないように」と思った時点で、もう気にしているわけですから…。
その意味では無駄な努力と言えるでしょう。

それよりも「気になるんだからしょうがない」と気にする自分を受け入れた方が、「気がついたら気にならない」状況を作りやすいと思います。

マスク依存症とは?

冬は風邪予防、春は花粉症予防、夏は日焼け止めなど、一年中マスクをしている人を見かけるようになりました。

しかし、今マスク依存症という心の問題でマスクが手放せない方が増えているようです。

「人からどう見られているか?」ということが気になり、対人恐怖、社会恐怖があるために、自分の顔をマスクで隠しておくことで、少しでも安心したいと思っている方々です。
昔からそうした悩みを抱いている方はおられました。よく使われるアイテムとしてサングラスが代表的かと思われます。
ただ、ただ、一年中、屋内でも、夕方や夜でもサングラスを着用するとなると、周りの人に違和感を感じさせてしまうことになりかねません。
言い訳として「サングラスをかけているのは、カッコつけてではなくて、ちょっと目が悪くて」と一々断ると言う方もおられ、それはそれでストレスになってしまうことでしょう。
 
心情的に人前に出るのがとても辛くて、マスクがあるならまだ外に出られる、と言うことであるのでしょうから、まだマスクをして生活レベルを保てるのであれば、マスクの力を借りることも悪いことではないように思います。
しかし、根本的には「人から隠れていたい」と言う非常に生きづらいお気持ちを抱えておられるわけですから、カウンセリングでそうした悩みが軽減できると思いますので、その克服のお手伝いが出来ればと願っております。

精神の状態と肩こり腰痛の関係

精神疾患と肩こり頭痛などの身体症状は、その軽重の差こそあれ、セットで付いて来ることが多いです。

その症状から来るストレスにより、自律神経の交感神経が優位になるためと思われますが、病前性格などにより、真の意味でのリラックスがなかなか出来ないこともその要因の一つでしょう。
また、肩こり腰痛は痛みを伴いますが、その痛みのせいでより余計な力が入ってしまったり、リラックスできず、神経や脳も休まらないと言う悪循環になってしまいます。

軽いストレッチやぬるめのお湯にゆっくり漬かったり、マッサージやヨガをしたりするなど、筋肉のコリをほぐすことで、心身ともに安定することが期待できます。

痛みが緩和されるだけで、夜ぐっすり眠れたりするので、それだけでも精神状態には良い影響となります。

心と身体は繋がっていると言う事ですね。

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