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催眠療法コラム

9月病?朝起きられず、遅刻が多くて困っている方へ

秋の虫も鳴くようになり、だいぶ涼しくなって来ましたね。

この時期、気温の変化に付いて行けず、体調が崩れる方が増えてきます。
9月病と呼ばれているそうです。
今年はまた溶連菌による風邪が流行ってもいるようです。
抗生剤を飲まないと治らないそうなので、症状が続く方は一度病院に診てもらいに行かれてください。

また、涼しくなったのは良いのですが、疲れも出て、朝起きられず、遅刻してしまう方もおられることでしょう。
タイマーをかけておいても起きられず、遅刻が続くと自分はうつ病か何かではないだろうかと心配される方もおられました。

「頑張っても出来ない」領域に入ってしまっていおるのか?
「面倒臭い」領域に止まっているのか?で、診立ては大分違ってきます。
頑張っても出来ないようですと、鬱病や双極性障害のような精神病の疑いも出てくるように思います。

また朝起きが難しいという症状がメインの起立性障害の疑いも考えられます。
朝起きるのが辛いと、朝のことに限定されているのなら、起立性障害かもしれません。

ただ一般的にはかなり疲れが溜まっている事が原因の一過性の症状であることが多いようです。

労働時間が長いための肉体的な疲れなら、さほど問題はないように思いますが、精神的に疲れ、神経が過敏になっているような自覚があるならば、注意が必要と思われます。

日常的に神経をかなり遣われながらの毎日を送られてませんか?

秋半ばを過ぎても、体調が戻らないようであれば、外の世界に自分を無理矢理合わせることで、神経を擦り減らしている可能性もありますから、出来れば心身ともに十分リラックスが出来る時間と場所を確保してあげて下さい。

いつでも気分転換が出来るように、セルフマネージメントを心掛けて下さい。
一日も早いご快復をお祈りしています。

心の病いを持つ人や障害者に対して差別的な誹謗中傷をする人の心理

リオのパラリンピックも日本選手の活躍で、大いに盛り上がっていますね。
しかしネットの世界などでは度々精神的な病気を抱える人や、障害を持つ方に対して過激で差別的な書き込みを見かけることもあり、当事者の方々が、そうした書き込みを読んで心が傷付かないはずはないだろうと思うと、胸が痛みます。

ではそうした書き込みを行う人はどのような人なのだろうと思い、考えてみました。

①自分自身が直接誹謗中傷により傷ついた経験がある
②自らの劣等感コンプレックスを他者を否定することで埋め合わせようとしている
③現実の中では、他者の評価を気にして自己主張ができず、そのストレスを責任を取らずに済むバーチャルの世界で発散している
④身内に病気や障がいを持つ人がいた為に、自分自身が誹謗中傷を受け、被害者感情を強く持っている

等です。

何れにせよ誹謗中傷する方自身が、何らかの問題を抱えているのではないでしょうか?ひょっとしたら、自らの心の闇の部分を、病気や障害を持つ方に投影しているのかも知れません。

強迫神経症の方が結婚を考える時のアドバイス

不安障害の方や、強迫神経症の方の中には、恋愛したい、結婚したいとご希望があっても、普段の生活にも支障が出ていたりするため、「自分はパートナーと付き合っていけるのだろうか?」と悲観的に思われてしまう方もおられます。

そもそもこんな症状を持つ自分を好きになってくれるものなのか?とも。

人が人に惹かれるのは、理屈ではありませんから、強迫性障害を持たれながらも結婚されている方は実際に沢山いらっしゃいます。

ただ、それを隠して結婚することには賛成致しかねます。

遅かれ早かれ必ずパートナーには知られる事ですが、結婚前に知っていれば、それなりの覚悟を持って結婚に臨めるでしょうが、結婚後にそれを初めて知れば、覚悟がない分「こんなはずじゃなかった」と結婚そのものを後悔させてしまう可能性がありますから。

ご夫婦のどちらかが強迫性障害を持つ場合、本当に二人三脚で頭の下がるような生活をされています。
パートナーの協力があってこその結婚生活と思えば、隠して嘘をつくことは、お互いに何のメリットにもならないですよね。

誠意を持ってパートナーと向き合おうとするから、パートナーからの誠意ももらえるのだと思います。

水恐怖症の方へのアドバイス

夏も本番間近になりました。
夏と言えば海水浴やプール。
ですが、水に関するものが怖いと言う「水恐怖症」と言う方もおられます。
海水浴やプールはもちろん、お風呂や温泉に浸かるのも何となく避けたくなる。
溺れるようなことが絶対にあり得ない場所や映像を見ただけでも恐怖心を覚えるようです。

そうした恐怖心を臨床心理学的に解釈してみますと、水は、子宮とか母性とかを象徴している場合が多いようです。
自分では自立したい、自分の自由にしたい、という想いが強いのに、お母さんの支配から好きにできなかったり、言うことを聞かざるを得ないような親子関係があったりした場合、その呑み込まれてしまう象徴が「水」なのですね。
もし心当たりがあれば、単純に恐怖症と言うより、自立の問題で、時間をかけてご自分の生き方を探して行くようなテーマがあるのかも知れません。

視線恐怖症の方へのアドバイス

人に見られていると緊張が酷くなる。
人に見られているように思って、不安になる。
こうした症状を視線恐怖と呼んでいます。
いずれも自意識が過剰になっている状態に起こります。
気にしない事が出来れば楽なのですが、気にしないように意識を向けないようにするのが難しいのですね。
「人の視線を気にしないように努力する」ことでは、実際に人の視線を気にならなくはならないものです。
何故なら「気にしないように」と思った時点で、もう気にしているわけですから…。
その意味では無駄な努力と言えるでしょう。

それよりも「気になるんだからしょうがない」と気にする自分を受け入れた方が、「気がついたら気にならない」状況を作りやすいと思います。

マスク依存症とは?

冬は風邪予防、春は花粉症予防、夏は日焼け止めなど、一年中マスクをしている人を見かけるようになりました。

しかし、今マスク依存症という心の問題でマスクが手放せない方が増えているようです。

「人からどう見られているか?」ということが気になり、対人恐怖、社会恐怖があるために、自分の顔をマスクで隠しておくことで、少しでも安心したいと思っている方々です。
昔からそうした悩みを抱いている方はおられました。よく使われるアイテムとしてサングラスが代表的かと思われます。
ただ、ただ、一年中、屋内でも、夕方や夜でもサングラスを着用するとなると、周りの人に違和感を感じさせてしまうことになりかねません。
言い訳として「サングラスをかけているのは、カッコつけてではなくて、ちょっと目が悪くて」と一々断ると言う方もおられ、それはそれでストレスになってしまうことでしょう。
 
心情的に人前に出るのがとても辛くて、マスクがあるならまだ外に出られる、と言うことであるのでしょうから、まだマスクをして生活レベルを保てるのであれば、マスクの力を借りることも悪いことではないように思います。
しかし、根本的には「人から隠れていたい」と言う非常に生きづらいお気持ちを抱えておられるわけですから、カウンセリングでそうした悩みが軽減できると思いますので、その克服のお手伝いが出来ればと願っております。

精神の状態と肩こり腰痛の関係

精神疾患と肩こり頭痛などの身体症状は、その軽重の差こそあれ、セットで付いて来ることが多いです。

その症状から来るストレスにより、自律神経の交感神経が優位になるためと思われますが、病前性格などにより、真の意味でのリラックスがなかなか出来ないこともその要因の一つでしょう。
また、肩こり腰痛は痛みを伴いますが、その痛みのせいでより余計な力が入ってしまったり、リラックスできず、神経や脳も休まらないと言う悪循環になってしまいます。

軽いストレッチやぬるめのお湯にゆっくり漬かったり、マッサージやヨガをしたりするなど、筋肉のコリをほぐすことで、心身ともに安定することが期待できます。

痛みが緩和されるだけで、夜ぐっすり眠れたりするので、それだけでも精神状態には良い影響となります。

心と身体は繋がっていると言う事ですね。

会話中の視線はどこに合わすか?

人と会話中に、視線のやり場をどうすれば良いか困ると言う方も多くおられます。

もし相手の左右の目で、好きな方の目があれば「好きな方の目を見れば良い」し、なければ「おでこを見れば良い」と思います。
「相手の目と目の間の、鼻の手前5センチ辺り」が自然、とも言われます。
補足として、よく大人から、「人と話す時は、ちゃんと目を見て話しなさい」と言われますが、実際に人と話をする時に、ずっと相手の目を見ている人は、ほとんどいないそうですよ。

最初の2秒位視線を合わせて、あとはたまに、鼻の辺りを見るのが一般的かと思いますし、相手もその方が気楽だと思います。

もし意識してしまい、話に集中出来ない様なら、もう目を見るのをやめてしまっても良いのではないでしょうか?
目を見ない事で、話に集中できて、会話が自然にできるなら、その方が、お互いにリラックスしやすいと思います。

「自己卑下」「自己否定」について

日常的に何かする時、人と関わる時に、自分を見下して自分には価値がないかのように思ってしまう人がおられます。

心理学的な言い方をすれば、「自己卑下」「自己否定」が強いということでしょうか。

精神分析の自我の構造論から言えば、自己を監視し、常に理想的な自分であろうとする超自我の働きが強すぎるということなのでしょうが、監視されてる側の自分からすれば、それはとても辛いことです。

元々日本人の気質には、自己主張せずに常に謙虚であることが美徳とされる価値観がありますが、辛いとなるとそれをかなり越えてしまっている感は否めません。

何かをする時や、人と関わる時に「自分なんかが、おこがましい」と感じてしまうのは、常に理想の自己像をどこかで求めてしまうか、無意識の世界に強い劣等感コンプレックスを持ち、正当な自己評価が持てていないからのように思います。

心の病と食事の関係

脳内の神経細胞(シナプス)を強く作るための栄養素や、セロトニンなどの神経伝達物質を作り出すための栄養素などは、特にうつ病やパニック障害、神経症に罹患されている方は、健康的な方に比べて多く必要になってくると言われています。

SSRIやSNRIなど、精神疾患に出されるお薬は、セロトニンやノルアドレナリンなどの神経伝達物質そのものを増やす働きや神経細胞そのものを元気にする働きはなく、脳内での再取り込みを阻害するためのお薬です。

具体的に必要な栄養素は、食餌療法を行っている精神科や心療内科にいる管理栄養士さんの指示に従って頂きたいのですが、一般的には

①単糖類の食べ物よりも多糖類の食べ物
炭水化物には単糖類・二糖類・多糖類の3種類あり、ゆっくり吸収される多糖類の順番としてパスタ>そば>うどん>白米やパンです。

②ビタミンB群を多く含む食べ物
ビタミンB群には、8種類のビタミン(ビタミンB1、B2、B6、B12、ナイアシン、パントテン酸、葉酸、ビオチン)があります。B群のビタミンはお互いに協力関係をもちながら、様々な物質代謝に関わっているためビタミンB群とひとまとめにされるのです。
摂取されたビタミンB群は、小腸から吸収されて体内を巡り、体内すべての細胞にエネルギーを供給するために働きます。
胚芽米・玄米・豚肉・うなぎの蒲焼・卵・納豆・マグロの刺身・レバー・牛乳・小松菜などに多く含まれています。

③トリプトファンを多く含む食べ物
安心感を感じるための脳内物質「セロトニン」の原料となるたんぱく質です。
牛乳やチーズなどの乳製品、納豆などの豆類や白米などの穀類、肉類、バナナなどの、食卓でもお馴染みの食品にも含まれています。

以上が脳内環境を整えるために必要な食べ物だと言われています

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